Last update:2014/10/17
事務系の就職先の場合、社員研修で相手先への正しい手紙の書き方等を教わる場合があります。もっとも、そういうカリキュラムを組んでいる社員研修自体数は少ないのですが、社会のマナーとして是非覚えておいて欲しい基礎知識です。
手紙の場合はPCで作成した物よりも手書きの物の方が気持ちが伝わります。A4の用紙に黒のボールペン、又は筆ペンなどで丁寧に書きましょう。
手紙では文章の最初に「頭語」、終わりに「結語」を入れます。その手紙の用途によって様々な物がありますが一般的には「拝啓」と「敬具」書きます。詳しくは下記を参照してください。
本文の前には時候の挨拶を入れます。季節により様々な物がありますので手紙を出す時期にあった時候の挨拶を入れましょう。時候の挨拶の後には「貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます」などの挨拶が必要になります。時候の挨拶については下記を参照してください。(これも社員研修で学ぶかもしれませんが・・・)
間違えてしまった場合は修正液などを使わずに新しく書き直しましょう。誤字、脱字も失礼に当たります。書き終えた後にそのまま封筒に入れず、一度きちんと見直しましょう。
社員研修時に習うかと思いますが、取引先の宛名は略さず「株式会社」「有限会社」などきちんと書きましょう。会社名、部署名の後には「御中」、人名の後には「様」を入れましょう。
誰から送られてきた手紙なのかがきちんとわかるように、自分の名前、住所は忘れずに記入しましょう。
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
初春の侯、大寒の候、厳寒の候、酷寒の候、厳冬の候、降雪の候、など
立春の候、晩冬の侯、残冬の候、残寒の候、余寒の候、春雪の候、など
早春の候、春暖の候、春風の侯、春暖の候、若草の候、軽暖の候、など
春暖の候、春光の候、春眠の候、晩春の候、花見の候、 桜花の候、など
新緑の候、若葉の候、暮春の候、惜春の候、軽暑の候、緑風の候、など
立夏の候、初夏の候、梅雨の候、薄暑の候、長雨の候、深緑の候、など
盛夏の候、猛暑の候、盛暑の候、大暑の候、酷暑の候、炎暑の候、など
晩夏の候、残暑の候、残夏の候 立秋の候、秋暑の候 新涼の候、など
初秋の候、涼秋の候、秋色の候、涼風の候、秋分の候、秋涼の候、など
仲秋の候、秋涼の候、紅葉の候、菊花の候、初霜の候、秋雨の候、など
晩秋の候、残秋の候、向寒の候、立冬の候、 霜寒の候 初霜の候、など
初冬の候、師走の候、寒冷の候、歳晩の候、極月の候 歳末の候、など
一般的な手紙
丁寧な場合
簡単な場合
急ぎの場合
返信の場合
拝啓 − 敬具、拝具
謹啓 − 謹言、謹白
前略 − 草々
急啓 − 草々、敬具
拝復 − 敬具
拝啓
初夏の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、先日は御社の会社説明会に参加させていただき、誠にありがとうございました。社長ご自身が直接、会社の経営方針、経営理念などを語られていたことに大変感動を覚えました。御社で働きたいという気持ちが更に大きく膨らみました。
ここに履歴書を送付しますので、何卒、入社試験のチャンスをお与えくださいますようお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます。
敬具
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Last update:2022/6/2